1926年のデンマーク。風景画家のアイナー・ヴェイナーは、同じく画家(肖像画)の妻ゲルダとともに幸せな日々を送っていた。
ある日ゲルダからバレリーナのモデルを頼まれたアイナーは、ストッキングに足を通したときの高揚感から自分の中の女性の存在に気付く。
自分の気持ちに真っ直ぐに向き合い行動していくアイナー(リリー)と、次第に女性(リリー)でいる時間の方が長くなる夫に戸惑いながらも側で支え続けるゲルダを描く、実話をもとにした物語。
アイナー(リリー)を演じるエディ・レッドメインと、ゲルダを演じるアリシア・ヴィキャンデルがとても美しく、素敵。
風景も綺麗で、全体的に芸術感がつよく、そういう意味でも楽しめる🎨🖌️✨
内容は、ひと昔前のことだからロボトミー手術や放射線照射などの非人道的な方法もでてきて、そのズレている対応、理解のなさに悲しくなった。そんな中でもリリーに寄り添い続けたゲルダはすごい😳
観終わってから、アイナーとゲルダが描いた絵をみて、映画はほんとに実話だったんだと、彼女たちが苦しみながらも懸命に生きていたことを実感した。