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ゴッホ 真実の手紙の古のレビュー・感想・評価

ゴッホ 真実の手紙(2010年製作の映画)
3.5
生前に書かれたゴッホの手紙を元に組み立てられた、ドラマタッチのドキュメンタリー。
静かに独りで絵を描きたいのに、孤独を恐れる矛盾が彼の生きづらさを物語っている。精神を病みながらも、エネルギッシュに絵を描いたり画風を探求したり自然の美しさを称える姿は尊敬に値する。
絵はゴッホにとって自分の想いを表現する&生の実感を得る方法で、それがあって良かったと思う反面、それが時に(精神的に描けない時等)彼の首を絞めることにも繋がっている気がして、やはりそこでも生きづらさを感じて悲しかった。
亡くなる時は独りでなくて良かった。最後、彼と弟のお墓が仲良く並んでいるのを見て泣いた。

星月夜、大好きな絵だよ( ;-; )産まれてきてくれてありがとう。
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