2007年に開催されたダンスホール・クイーン・コンテストを軸にジャマイカのダンスホール・カルチャーに迫ったドキュメンタリー。

テイラー・スウィフトやマイリー・サイラス、ビヨンセなどが取り入れて話題を集めているトワーク。それらの踊りの元になるモノがここにあるのかなと思った。
しかし、本作の主題は、ダンスカルチャーを通して、ジャマイカが抱える男尊女卑の問題が徐々に見えてくるのが面白かった。DJは反LGBTであることの象徴であるという発言など、ゲイ・カルチャーと共に発展してきたニューヨークなどのハウスカルチャーとジャマイカのカルチャーがここまで違うのかと驚かされた。