その後のシリーズの方向性を決定づけた「プレデター」シリーズ二作目。ダニー・グローヴァー主演。
今回はアマゾンのジャングルからロサンゼルスのコンクリートジャングルに舞台を移します。ダニー・グローヴァーはロサンゼルス市警の刑事で日々、麻薬ギャングと戦っている。そんなギャングとの戦いの中、奇妙な殺人事件と遭遇。そこからプレデターとの戦いに巻き込まれていくのだが……という話です。前回はロッキーの相棒のアポロ。今回はリーサル・ウェポンの相棒かよ！と思わず突っ込まずにはいられません。
内容的にはよくあるFBIと市警の対立からの共闘でストーリー的に優れた部分って特に無いです。ただ、前作よりプレデターについて詳しく描かれているため、「エイリアン」シリーズへの合流を含めて、その後のシリーズの方向性を決定づける位置付けではあります。
リーサル・ウェポンでは無鉄砲なメル・ギブソンを抑えつける役目だったダニー・グローヴァーが、本作では自らが暴走してしまうところが面白いと言えば、面白い。
