前作で大成功を収めたアカペラグループのベラーズ。オバマ大統領の生誕式典でメンバーのエイミーが大失態をしてしまい、グループは活動禁止処分に。その挽回としてアカペラの世界大会で優勝することが条件。その一度のチャンスをものにすべく、メンバーは一致団結で挑む青春ドラマ。
「ピッチ・パーフェクト」シリーズ2作目。今回はキャストとしても出演しているエリザベス・バンクスが監督を兼任。前回のメインキャストもほぼ全員続投。
今回も期待通りの仕上がり。危機的状況からの逆転劇を展開しながら、メンバーの大半は大学4年生で将来に対する思いや不安。メンバー間の温度差など様々な障壁が描かれているのもポイント。
そしてドイツからの強敵チーム「ダス・サウンド・マシン」の存在もベラーズにとって脅威。でもそれが両チームにとって刺激になり、互いに圧倒的なパフォーマンスに繋がっているところも面白い。
ジャーニーやテイラー・スウィフト、ヴァネッサ・カールトン、フォール・アウト・ボーイ、ミーカ、ミューズなど新旧問わず数多くのアーティストの名曲も沢山披露されるので、音楽ファンも必見。
続編でもなかなかの面白さをキープ。3作目はどう出てくるのか。楽しみにしたいと思います。
