やまぐち

ゴーストバスターズのやまぐちのネタバレレビュー・内容・結末

ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

漸く観られた!
ここ最近観て来ていた映画の中で、一番安心して楽しめる最高の映画であった。文句なしの満点である。

ゴーストバスターズといえば、洋画大豊作時である80年代の映画であるし、私も散々観て育っているけれども、
元々のGBのよさを生かしつつ、現代社会の「女性進出」を上手く書いていたと思う。
ケヴィンがあんなに馬鹿で無能なのは現代男性への皮肉になっているのかなと思った。
アナ雪からSW7、そして今回のゴーストバスターズといい、女性の活躍に着目している洋画業界が非常に喜ばしい。

また今回ゴーストバスターズとして活躍する4人のキャラクターが最高にクールだ。
科学者である3人のだっせぇ服装に専門分野でのテンションの上がり方とは違い、
一般人として書かれているパティが4人のバランスを上手く取っていると思う。(書き方が悪いが、80年代のGBで書かれた"黒人枠"は本当におまけ程度だった。)

受付のケヴィンを含め、皆最高にクールでクレイジーなキャラクターなのだが、
中でも一層際立っているのがホルツマンである。
初めて研究室(と言う名の教室)で出会った時のゴーグルにもさヘアーに繋ぎの服!しかも中はスポブラ的なもの!クール!
そして初代GBで会社だった建物でのはしゃぎ様!そしてあの謎ダンスに火事!装備開発!兎に角どれをとっても最高にクールでクレイジーなのである!私はホルツマン激推しである!
一緒に行ったツレが、「ホルツマンは(BTTFの)ドクオマージュなのかな?」と言っていたが、確かにそんな節があった。ドクも大好きである。

今回印象的だったのは、エリンが大学を追い出された事だと個人的に思う。
服装について(ダサい、女性らしくない)の指摘や、頭の可笑しい超常現象についての研究本などを指摘されて追い出されていた。
彼女が実際に幽霊を見たということもあるが、大学を追い出されたからこそ自身の才能と興味について探求できるGBになる事ができたのかなと思う。

んーそれにしてもいい出来であった。今の所2016年第1位である。
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