本作は、ゴーストバスターズ第1作目のリブート版です。
はじめて女性版と聞いたときは、「えっ」って思いましたよやっぱり。
でも、主演のヒロイン達はキャラがしっかり立ってて、
そのへん、さすがコメディエンヌ!
映画全体の評価は、特に欧米では低いようですが、
私はそんなにダメだとは思いませんでした。
コメディもアクションも、けっこういい感じです。
【余談】
youtubeにゴーストバスターズの20週年記念?として、ECTO-1を作る動画がありますが、あのヘンテコな車の装備は、実は緻密な設定から成っていて、全部のパーツが必要だから付いているんですね。
屋根にある二連砲みたいな筒は、消毒液だか除染液の散布だったり、
内装のスイッチ1つに至るまで、ちゃんと理由があるんです。
(それっぽいからついているのではなく、必要だからついている、というのが深い)
ダン・エイクロイドという人は科学オタクで、車の設定は彼が考えているとのこと。(彼の家族も熱心なオカルト研究家)
ECTO-1には、そういうものすごい深い設定があるにもかかわらず、
それが旧1&2の劇中で触れられることは一瞬たりともありません。
リブート版の本作でもそれは同じww
旧作のゴーストを使えまえるプロトンビームも、実は綿密な考察の上で、オカルトに対する科学的アプローチとして考えられた末の結論なんです。
そういった、細かい設定まできちんと考えられているのに、
エンタメにならない所はバッサリと行く所職人(芸人)魂を感じます。