認知症を患ったベテランCIAエヴァンの元に、過去に因縁のあるテロリストのバニールの生存の一報が。病気の進行もあるなか、エヴァンは仲間と共にバジールを見つけるべく奮闘する。
邦題のタイトルのせいでバリバリのアクション映画と勘違いしてしまったせいでがっかりはしましたが、主人公がハンディキャップを追ったサスペンス映画としてはまずまずです。しかし、見せ場が少なく盛り上がりに欠けます。
「ドライブ」で有名なニコラス・ウィンディング・レフン監督が共同製作総指揮を務めてますが、レフン色はあまり感じなくて個人的には良かったです。しかし物語がゆっくり細やかに進む感じはレフン作に良く似てます。
見所は病魔が進行しつつある主人公を演じたニコラス・ケイジさんの圧巻の演技力くらいなものですが、まずまず楽しめるのではないでしょうか。