新劇場版 頭文字D Legend2 闘走のFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

これまでにもアニメ化や実写映画化されてきた、しげの秀一による人気コミック「頭文字D」を新たに3部作でアニメーション映画化した「新劇場版」シリーズの第2作目である本作。印象としては、前作と同様の言葉しか思い浮かばない作品といったところで、原作やアニメを観ていない人向けの「頭文字D入門編」でしかなかった第1作の続編なので、当然ながら描かれている内容は要点をかいつまんだだけのダイジェスト版。「妙義ナイトキッズ」の中里毅や庄司慎吾との勝負をメインに、"走り屋"と呼ばれる事に戸惑いを見せる藤原拓海の葛藤がやんわりと映し出されるのみ。メインの勝負も2レースとも結末はほぼほぼ同じで代わり映えはなく、正直言って面白くありませんでした。約1時間という短い時間の中にこれだけの内容を詰め込むのは無理がありますし仕方のないことではあるが、それを理由に妥協して視聴をするのは違うと思いますし、それならばオリジナルストーリーでまた違った「頭文字D」が見たいですね。ただただ残念としか言いようがありません。本作は暇つぶし程度の視聴が好ましいと思いますし、オススメはしません。