・2016/01/18
hide生誕50周年を記念して制作されたドキュメンタリー。幼年期、横須賀サーベルタイガー時代から没後までを扱っている。
LUNA SEAのJが「zilchのアルバムがジャストなタイミングで世に放たれていたら、俺は、世界地図が変わったと思う。音楽のね」と語っているところと、PATAがいつもの調子で「まぁ俺は相変わらず、何となく元気でギター弾いてるよ。まぁあの世へ行ったらまたバンド組むかって話です。そんなもんすね。あの世へ行ってしまった」と静かに語っているところが印象に残った。
ディメンシアにはちょろっと触れるもTAIJIの話は一切出てこない。ネットであまり評判のよくない実弟の裕士氏は、そういう先入観があるからかもしれないが映像でもあまりいい人に見えなかった。構成はブリッジとして挿入される変なアニメーションが不快。悪い90年代というか、酒鬼薔薇聖斗みたいなセンスを感じる。
個人的にはhideはあくまで「Xの華のあるギタリスト」というところで、晩年のファッションやビジュアルは本当にかっこいいけど、ソロ曲はあまり好みではない。そういうことを再確認した。