たろー

デーヴダースのたろーのレビュー・感想・評価

デーヴダース(2002年製作の映画)
4.5
シャールクカーンは完璧で余裕のある大人のイメージが強かったが、今回は特に経験豊富でもない愚直な若者であった。時に考えが浅く、上手く立ち回れないことも個人的には王室育ちや若過ぎるゆえと捉えられた。しかし、必死でなりふり構わず自分の信じたことを貫こうとする姿勢に後半は気持ちが入り、またこんな演技もできるのかと感動した。カンヌ映画祭で上映後に観客から3分間のスタンディングオベージョンを受けたことにも納得の作品であった。
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