ジョン万次郎

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーのジョン万次郎のレビュー・感想・評価

4.1
これはダメでしょ
戦闘シーンが本編より面白いですよ
本編次回作のハードルをぐーーーんと上げてしまいましたな


前半部分は正直退屈なシーンも多かった。
フォレスト・ウィテカー辺りの話は全然いらなかった。
フォレスト・ウィテカー出すならもっと他の役で出して欲しかった。

しかし後半の戦闘に入ってからは神。
ナンバリングタイトルの戦闘シーンを超える勢い。超えた。
いつもは雑魚兵として描かれている彼らもこんなに頑張っているんですね。感動。胸熱。
地上戦も空中戦も面白かった。
ドニーイェンと野村義男のペアも最高。
てかドニーイェンだけアクションがキレッキレ。1人で香港映画やってます。さすがイップマン。
ドニーイェンとベイダー卿で戦って欲しかったですが、あれだとベイダーに勝ってしまいそうだからしょーがない。
野村義男もカッコよかった。
でももっと暴れ倒して欲しかった部分もある。

ハイパードライブで戦艦が次々と到着するシーンとかハイパードライブで移動しようとした瞬間にハイパードライブで移動してきたスターデストロイヤーにぶつかるシーンとかとにかくハイパードライブの演出も最高。
スターデストロイヤーの倒し方も最高。
最後にデススターが主人公達の見上げる空にほんのり浮かび上がってる絶望感も最高。
そして最後の最後にベイダー卿が暗闇から出てくる絶望感も最高。てかこのシーンやばい。
スターウォーズ史に残る圧倒的絶望シーン。
しかしそんな絶望的な状況からなんとかデススターの設計図を仲間へと繋ぐ雑魚兵士達。そんな雑魚兵士をバッサバッサと薙ぎ倒していくベイダー卿。
うーん本当に最高です。

エピソード4の酒場でルークに絡んでくる宇宙人が出てきたり、ジャバのペットの怪物に食べられてしまう踊り子のホログラムが映ってたりと
細かい演出も素晴らしかった。

とにかく前半のこのシーンいるか?ってところ以外は本当に最高でした。
歴代スターウォーズの中でもトップレベルのアクションの出来だと思います。
ジョン万次郎

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