エムネ

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリーのエムネのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

スターウォーズの外伝としても一つの映画としても素晴らしい作品。
終わり方がすごく納得のいく好きな終わり方だった。あの作戦に加わったのは帝国に迫害されて行き場を失った者や汚い役目をしていた者が命を懸けて正義の味方のように銀河を救うというのがいい。命を使って一つ一つ障害を越えていくのは涙が流れそうだった。空気の読まないK2SO4の最期までもカッコよすぎる。1人1人が命を使って希望を繋いでいくというのがほんとうにカッコよかった。人の命の輝きを見た。最初は登場人物の多さに大丈夫かなとも思ったが全員強く戦場を駆け抜けていて感じ入った。
前半のジンについての話もなかなか良かった。彼女は強い男勝りの女性かと思っていたが父親を愛する少女としての面も見えて人間とは1面だけのものではないのだと思った。そういう視点だとソウゲレラも過激派と恐れられながらもジンへの愛情やパイロットへの多少の容赦など情のある人間でもあるというのが面白い。
そしてなんと言ってもベイダー卿。出番こそ短いものの圧倒的存在感。暗闇の中から呼吸音が聞こえるところはこっちまで心拍数が上がった。ライトセーバーの光で姿がうきあがりブラスターを連射されても動じず殺戮していく姿はthe悪役といったようす。そしてそんな相手からなんとか設計図を繋ごうとする一般兵の姿はより輝くものだった。でもベイダー卿、クリニック長官へのあの一言ちょっと面白すぎます…
スターウォーズらしく映像は流石の一言。3Dで見たこともあり宇宙戦なんてもう大興奮。シールド破壊のときは変な声でそうになった。またターキン総督なども旧三部作から違和感ないように作られていて映像技術の進歩を感じられた。
エムネ

エムネ