アーサー王や円卓の騎士については、学生時代に興味がわき小説や伝記を読み漁った記憶があります。
特に円卓の騎士のくだりは好きで何度となく読み返したけど、この映画はスラム街育ちのアーサーが暴君ヴォーティガンを討つまでを映像化しています。続編では円卓の騎士の活躍が描かれてたと思うけど、興行不振により続編の企画が亡くなったとの事。個人的にはこの先が観たいのに。
この映画の一番の見せ場ってアーサー王伝説で誰もが知っている抜けない剣を抜くところやと思うけど、そのシーンがあまりにも盛り上がりにかけるのが残念。あのシーンはもう少し盛り上げてほしかったなぁ。
戦闘シーンはスローモーションを活用したりして斬新でしたが、全体にファンタジー色（CG）が強すぎて古典的な良さが伝わってこなかった。これが今風といえば今風なんですけどね。
最後に円卓が登場したシーンはちょっと感動しました。
個人的には2004年に公開されたブラッカイマー制作の「キング・アーサー」の方が好きです。
