はま

アナーキーのはまのレビュー・感想・評価

アナーキー(2014年製作の映画)
2.6
☆イーサン・ホーク
シェイクスピアの戯曲『シンベリン』を現代に置き換えて作られた今作。そういう映画は他にも(レオ様とクレアさんのロミジュリ!)あるけど、今作は「現代に置き換えるメリットあった…?」と思った(衣装コスト削減はあるかもしれないけど)。全編にわたって使われる古臭い言い回しも、なんかミスマッチで恥ずかしい。お話自体はとても奇妙で面白かったので、「原作の力ってすごいんだな」と改めて思いました←

【麻薬王シンベリンとその娘と、その娘と逢瀬を重ねる青年。王が下した裁きと、青年が興じた賭けから周囲は異常な事態に。】
どんどんと様々なキャラクターたちが予期せぬ事態に巻き込まれていく様は本当に奇妙な運命という感じで面白かったです。アナーキー(無秩序、混乱)でした。
でもほんとに舞台を現代に置き換えた良さが分からなくて、逆に元々の雰囲気とかをぶち壊してる印象しか受けなかったので、できればそのまま映画化したやつを見てみたいと思いました(笑)

キャストは豪華で良いのに…なんだか雰囲気がダメにしている気がする。フワッとした感想で申し訳ないけど本当にそんな感じだったんだ…
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