10歳と6歳の兄弟が
居なくなった母親を探すお話
だけどただそれだけの話ではない。
原題「JACK」の通り
兄ジャックの変化の物語でもある。
「誰も知らない」や
「存在のない子供たち」など
ネグレクト物を見終わったときの気持ちは
なんとも言い表しにくい。
ネグレクトや虐待を受けている子供たちは
生きていくために子供ではいられない。
誰よりも早く大人になる必要がある。
甘えるという行為を忘れてしまうんだ。
その過程で変わっていくジャックの表情が
私にはとても刺さって痛々しく感じた。
母親の愛してるが
こんなにも安っぽく聞こえるなんて。。