自閉症スペクトラムと診断された少年が数学オリンピックに出るまでの母と息子の奮闘記。とにかく全役者の演技がうますぎ。
自閉症というコミュニケーション障害とその家族の奮闘を理解するきっかけになり、それに加えて音楽や愛と同等の美的数学の世界を存分に教えてくれるという素晴らしい映画。
「普段どんなに変人でも、
どんなに数学ができても、
ここではそれが普通」
異端なやつが集まるとほんとうにこうなる。しかもだいたいが「自分がこの中で1番まともなはずだ」と思ってるから厄介...笑
全員変人で普通。
そんな世界でしばらく生きていたから、社会にでて、社会だーって思いがちになってしまう。
そして自分はまともではなかったということに常々気づく...
感覚過敏の人が見ている世界は美しく、数学でも美術でもなんでももっと表現の世界に埋没してほしいと思った。