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僕と世界の方程式のwhitelilyのレビュー・感想・評価

僕と世界の方程式(2014年製作の映画)
3.6
自閉症スペクトラムの少年ネイサンが成長するストーリーだけど、母親の気持ちが分かりすぎて辛い~。報われずとも無償の愛を注ぎ続けようと努力するジュリーが可哀想であるとともに母の強さのようなものも感じられてすごく温かい。
自閉症の人の視点で見る世界はどんなふうに見えるのだろう。色彩、図形、数字、音楽…そんな視点で世界を見てみたい。〈特別な能力〉ほんとうにあるのかも。全てを数学で考えるって…文系の自分にとっては頭痛がするけれど、美しい数学だなんて感じてみたいな〜。
大切なものに気付くことってほんとうにタイミング、その瞬間じゃなきゃ駄目なときってある。
自閉症を乗り越えようとするネイサンとジュリーの手が重なった瞬間、もう大丈夫って思えた。素敵な映画だった。
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