森田が怖い！
点数つけるのが非常に難しい映画だと思いました。
というのも、映画として確実に面白いんだけど、自分の感情が許さない部分もあり、純粋な評価が出来ない。
面白いけど、手放しに好き！とは言えないというか。
自分でもよく分からず困惑。
過剰なほどリアルすぎる暴力描写に苦痛と不快感を感じ、目を背けたくなってしまう。
こういう系統は苦手な類なのかも。
一方、暴力描写と対比する存在が濱田岳とムロツヨシで良かった。
そこに配慮を感じるし、これが無かったら私には息が詰まりそう。
とはいえ、前半の笑いの後に、怖さと悲しみがどっと押し寄せて来る感じはすごい。
感情は連鎖しますよね。
善意だろうが悪意だろうが。
そしてそれを断ち切るのもその人自身なんですよね。
ちなみにこれも先輩のおすすめで、先輩のご厚意でDVDをお借りしたのでした。
あ〜。アキカウリスマキでも観てほっこりしよう。
