不倫ってもっとドロドロしてるイメージだったんだけど、この映画は美しくも儚い純愛さを感じた。そしてキャスト全員に好感を持てたのも久々だ。あと、出演者全員がオシャレだからスタイリッシュさもあって、すごく素敵でした。
不倫映画でこんなに心温まるなんて…（笑）
僕は感じた、ブライアンはきっと人生の進むべき本当の道の途中でアリエルに出逢い、作家となれた。アリエルとの日々は一般的には受け入れられる関係ではないのかもしれないけど、決して意味のない日々ではなかったと僕は思いたい。ブライアンの人生に、そしてアリエルの人生にも、この出逢いはなくてはならないものと信じたい。
愛って一緒にいるだけが形じゃないのかもしれないね。お互いの状況や環境を受け入れあい、一歩引き、離れていても心のどこかで二人の思い出や絆を忘れずに過ごすこと、相手を思いやるこの愛こそ、人間の美しさなのかもしれない。
ブライアンの出した本のタイトル、アリエルの指に光ったもの、そして二人の笑顔、最後まで美しさと相手を想い合う愛がこの物語を包み込んでいました。
