かなり定番の王道ストーリーだけど、これがすごくカッコよかったし、泣けました。
血の気の多い短気な性格が災いして起こったトラブルに巻き込む形で、一番の理解者だった奥さんを亡くす場面はとても辛かった。
さらに財産も底をつき、最愛の娘とも引き離される。
それまでは、どんなにボロボロになっても自分のやりたいようにプレーしてた主人公が、絶対に自分が娘を守っていくと決め、そのためのボクシングを目指す姿がジーンときました。
キャストの力も大きい。
ジェイクギレンホール、まだ2作目だけど、とってもリアルにその役になりきれるのがスゴイ思う。
娘役の子も良かった。かわいい！
親子の絆を描くなら、だんぜん父親と娘。これも泣けました〜。
レイチェルマクアダムス、今回も良い奥さんの役が似合いすぎで。
でも「アバウトタイム」のパッツン前髪で少女っぽい印象とだいぶ違って、最初誰だか分からなかった。
そして、たとえお金や名声を失くしても、最後に自分の元に残ってくれる家族や仲間の存在は大きく、大切なものだと思った。
