そぶ918

64 ロクヨン 後編のそぶ918のネタバレレビュー・内容・結末

64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かったけど、事件が胸糞悪いので後味は悪い。


どちらかといえば前編の方が店舗も良かった。
後編は叙情的で少し間延びしてるので残念。
これを見たら警察組織、報道関係者ってなんて面倒くさい世の中だなーとか思ってしまう。

犯人の人は意外だったが、トラックに化けた警察車が誘拐されたのを追っているのではなく実はロクヨンの真犯人を追っていると分かるシーンはおお!と思いすごいと思った。
ただ、わかってからの説明がやや長かった。
永瀬正敏は迫真の演技。子どもを一度連れ去って車のなかで嗚咽を漏らして泣くシーンはすごいよかった。その他の人達もよかったが、
すごいやるせない映画。

なんだかなーと思ったのがあんだけ前編で威勢のよかった記者クラブの方々が東京の連中に好き放題言われて何も言えなくなってみんなで悔しい…涙を浮かべてるところはもうちょっと反論した方がよかったんじゃないかなーと思う。そのあと彼が事件に対してどうぶつかっていったか全然描かれていなくて瑛太だけが犯行現場に気づくという結構後半は空気になっていったのは残念。
あと緒形直人の鬼畜っぷりもよかったが、最初の動機のところが曖昧すぎて流れてしまったので残念。
そぶ918

そぶ918