このレビューはネタバレを含みます
【後編は茶番劇】
さて、後半・・・・。
前半の無骨さをかなぐり捨てて、
これは、ギャグですか?って所まで、この作品はひた走る。
もう突っ込み所がありすぎて、言葉にならない。
邦画にありがちだけど…
テンションが上がる終わり方を見せた前編。
そこから64の模倣なのか、第2の犯行かを見せる事件への解明が始まる。
謎が解明するのだから本来は後編の方が面白くなりそうなものだが、原作の改稿がかなり無理…
やぁ、ほんとに。
キャストすごすきやわ。
で、事件のリンキングは
すごかった。
子をもつ親の共通の思いとか
普通に刺さるし
子のきもちを考えると
いたたまれない。
警察は、一体何と
たたかってる…
ロクヨン事件の被害者、お父さんだけじゃなくコウダも、そっちサイドの描き方は良かったし犯人の吊し上げ方も執念を感じる、2人とももう限界だったんだなと
でもこの犯人側の動機とか、確保のシーンもそんな揉め…
前編は事件より記者クラブと警察の関係、警察の縦社会がテーマでしたが、後編は一気に64事件に迫ります。多少犯人を捕まえるにあたり強引なところもありますが、素晴らしい演者さん、伏線回収、脚本でした。特に…
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前半がだらだら感あっただけに後半のたたみかけが面白かった。
私は三上さんみたいな刑事さん好きやで…
犯人の声だけを頼りに執念深く電話をかけ続けた被害者のお父さんの気持ち考えたらたまらない気持ちに…
(C)2016映画「64」製作委員会