このレビューはネタバレを含みます
公開当時に観て以来の2回目観賞
昔に観ときは先の展開も分からず、シュールな笑いもそれなりに楽しめた作品だった
改めて見ると映画というよりは松本人志のひとりコント劇という感じが強く
リアクションが一般人ではなく芸人よりなのでどうしてもテーマやメッセージ的な部分が中途半端になってしまっている
不条理な空間に閉じ込められ脱出を試みる密室劇としての発想力は当時としてはなかなか面白いとは思う
どうしてもギャグ要素は人を選ぶのであくまでも松本人志の笑いについて行けるかにかかる
ただ劇場作品として尺の問題なのか、間延びするシーンが多いのはマイナス
一時間くらいまとめた方がもっと評価は高かったかもしれない