TVシリーズ化される前の単発モノとして制作されているので、コロンボというキャラがまだ確立されていなく、若干シリーズとは違う気性の荒いコロンボとも言える。
それもこの「殺人処方箋」は元々「PRESCRIPTION MURDER」という舞台劇をベースにして、しかも犯人が主人公として描かれていたらしい。なのでコロンボの設定がシリーズと違うのも仕方ないのだろう。
でも若かりし頃のコロンボは少々やんちゃだったと考えると、それはそれで面白いw
やはり舞台劇として有名だっただけあり、ストーリーは練られたものであり非常に面白い。
思い込みを利用したトリックを同じ手法で崩されるという犯人と刑事の頭脳戦が魅力的。
シリーズではなかなか見られない攻撃的になるコロンボもこの作品の面白いところ。
名作は何度観ても名作！
コロンボファンとして何度でも観たくなる作品です♪
