実際にアイスランドにあるペニス博物館の話で、ヒトのペニスの標本をめぐるドキュメンタリー映画。ここの存在自体はクレイジージャーニーで見たことあったので知っていた。
内容的には、当たり前だけどもう全編ずっとペニスの話。だけどみんな真剣で、色んな意味で雄々しいと感じた。ただ、みんなこぞって真面目な顔してペニスの話をするもんだから、流石に笑ってしまう。法的な長さとかいうパワーワードよ。
特に自分のペニスを生きてるうちに提供しようとしているアメリカ人のキャラクターが凄かった。
正直、撮ってるスタッフは確信犯で、真剣なドキュメンタリーとしての体裁は守りながらも、あえて滑稽さも残すような作りをしている。
とあるシーンで、診察の際に医者が「ペニスに星条旗のタトゥーがあるんですけど…」と言って、例のアメリカ人が「長い話になります」と答えたのは、思わず吹き出してしまった。
ただ、なんだかんだありつつ、最後は何故か不思議な感動がある。