ヤン・シュヴァンクマイケルを彷彿とさせるアーティスティックでシュルレアリスムなストップモーションのアニメ映画。
部屋をダイナミックに使った、なかなか見たことない手法のアニメーションで、この手の映画を見たことない人なら度肝を抜かれると思う。
具体的な内容は捉えづらいけど、チリの後ろ暗い過去をモデルに描いている。と言ってもチリの歴史を詳しく知らなくてはいけないということではなくて、ある程度は感覚的に捉えていい映画だと思う。
ただ、映画のベースとなっているカルト教団「コロニア・ディグニア」の存在だけはwikiとかで何となく調べておくと、一見意味の分からないシーンも多角的に見えるはず。
変な映画を見たい人ならおすすめ。