saton

コンフェッション 友の告白のsatonのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

2回目の視聴。
久々に見ても、興味深い内容だった。
幼馴染の3人の強い絆が、思わぬ事態から引き裂かれていく話。

ここからは、
✩ネタバレ✩
ヒョンテ(チソン)、インチョル(チュ・ジフン)、ミンス(イ・グァンス)は幼馴染。
冒頭は、中学の卒業式―。
没収されたそれぞれの宝物を教員室から取って、3人は山に向かう。
山の天気は変わり、急に雪が降ってくる。
そんな中よろけたミンスが転落して、重傷に。
山小屋にたどり着いたが、朝起きてみるとインチョルがいない。
ヒョンテはミンスをおぶって下山を始めるが途中力尽きる…
意識が朦朧とする中、目に飛び込んできたのはインチョルと救助隊の姿。

大人になった3人―。
ヒョンテは消防士になり、妻子を養い、インチョルは保険外交員でセレブ生活を、ミンスは宅配専門の商店を営みながら細々と暮らしていた。
耳が不自由な妻ミランとの結婚をきっかけに実家の両親とは疎遠になっていた。
そのヒョンテの実家は地下遊技場を営んでおり、父が病気で倒れてからは母一人で苦労していた。
保険のセールスで訪れたインチョルは、ヒョンテ母の「誰かが店を襲って火をつけてくれたら、お父さんと静かに暮らせるのに」という言葉を聞く。
遊技場もやめ息子と和解し、火災保険で老後をのんびり暮らせる、いいことづくめ。
インチョルはミンスを連れて、偽強盗計画を実行。
ヒョンテ母の協力の元、カメラにうまく映るように事務所のお金を奪っていく。
一方遊技場の処理を頼まれたミンスに予想外の事態が。
自宅で療養中のはずのミンス父が現れて、強盗ミンスに襲い掛かるのです。
必至に振り払ったミンスですが、頭部を強打したミンス父は血を流して倒れまま。
そこに、インチョルとミンス母が登場。
ミンス母は急に2人が恐ろしくなり、裏口から逃げようと試みますが、ミンスの止め方が悪く転落死してしまいます。
当初の予定を変更し、2人は監視カメラを含めすべてを焼きつくしてその場を去ります。

母が殺され、父が重体。
ヒョンテは失意の中、犯人を捜し始めます。
インチョルとミンスはヒョンテのためにはじめたとは言え、最悪の結果になったので後ろめたさから会うのがきまずい。
真相を知ればヒョンテ地獄、そう言い聞かせて必至に嘘を隠し通そうとします。
ヒョンテ母は警察にも賄賂を渡していたので、その帳簿と引き換えに捜査は打ち切りに。
保険会社(インチョルのライバル)や母の借金先などとの会話から何かが変だと思い始めます。
そして、保険会社員のセリフに追いつめられたミンスは、遺書に自分が1人でやったことと告白し自殺。
ヒョンテが犯人を知る為に母の借金先(チンピラ)に「店と保険金をすべて譲る」という念書を渡したことを知ったインチョルは取り返すために1人乗り込みます。
そのことがきっかけで、ヒョンテはチンピラに刺されて死亡。
刺される直前のヒョンテとインチョルの会話。
中学時代の遭難の際、自分とミンスはインチョルに捨てられたと思った。
理由は電池切れのミンスのCDプレーヤーがなくなっていたから。
結局事件の真相は何も語らず、刺された様子も感じさせず、インチョルは1人死んでいきます。
インチョルは念書と自身の通帳をヒョンテに残していました。
そこには3人で撮った写真も。写真を見ながら昔を思い出すヒョンテ。
CDプレーヤーは、遭難しているときに道に落としていたのです。。

あのヒョンテの発言は真実を知ってか知らずか。
残酷ですね、、
みんな相手のことを思っているのにうまくいかない。
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