yukarainen

コンフェッション 友の告白のyukarainenのネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます

誰も極悪人が居ないのに、小さなボタンのかけ違いがどんどん悪い方向へ向かわせてしまう悲劇。

疑ったまま長い間それは辛かったろうなと友を思いやる気持ちを持っていたのなら、もっと最初から想像力を働かせて行動すべきだよな…。

ジヒョンがあえて自分がずっと持ってた想い(疑念)を打ち明けると決めた気持ちは、やはりミンスを失ったからなんだろうか。

ミンスを二人が気にかけて来たのは、本当に友情からだったのか、それとも自分が見捨てると一瞬でも考えてしまった自責の念からなのだろうか…。

なにもかも早い段階(まだ子供の時代に)で吐き出して友情が壊れてしまったとしたら、ミンスは死ななくて済んだんじゃないかとか、

悲しくて切ないミステリー及びサスペンスでした。

「それは辛かったろうな」という言葉が胸にズシンときました。もし同じ立場なら、そんな風に自分は思えないから。