”Scusate se esisto !!”
「生きててすいません!!」
という直訳らしいですが、シビアな環境に対して半ば自虐的になりつつもハツラツと立ち向かっていく様なこの言葉。
この映画にピッタリです。
男尊女卑やLGBT。日本でもダイバーシティなんて叫ばれている昨今の社会テーマ。
意外や意外、イタリア社会におけるこれらの程度というものを知りませんでした🇮🇹
そんなテーマをコメディ要素たっぷりに描く本作ですが、時にあまりにしつこいコメディ演出は観る側に不快なもの。
それを終始大爆笑で観ていられた要因は、個人的には主人公のキャラクター。
コメディ自体の質は勿論ですが、冒頭数分で観る側を味方に付けちゃったらもう勝ち。建築士としての輝かしい肩書きと対照的なトロさ。
その最高に丁度いい”ダメさ”がツボです🏺
痛快!爆笑!感動!
社会に揉まれてからまたいつか観たい作品です。