アノ

高麗葬のアノのレビュー・感想・評価

高麗葬(1963年製作の映画)
4.4
悪役の10人兄弟がまさに「蠢いている」としか形容できない醜悪さで興奮。個々の書き分けなどいらない、群体としての圧倒的な存在感。
姥捨て山の山頂にたどり着いたら親子コント始めるの意味不明すぎて「はよ死ねや!!!」と思ってしまったのだが、いざ死ぬシーンになるととんでもない死体の見せ方をしてくるのでこれはヤバい映画です。
ラストの殺戮では残虐シーンの過程を撮れないのを逆手に取って強烈なモンタージュを連発してくるのも鳥肌モノ。
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