ユカリーヌ

ボヴァリー夫人とパン屋のユカリーヌのレビュー・感想・評価

ボヴァリー夫人とパン屋(2014年製作の映画)
3.6
【過去に観た映画】2015.11.2

フランス西部のノルマンディー地方の美しき風景の中、
ちょっと官能的で、
ちょっとユーモラスなお話。

フランス的な感じというのかな、センスあふれる美しい画で、さらさらと流れるストーリ。


でも、最後は予期せぬ展開で、
えっ!? となって、
思わず、えぇ~っと驚いた。

主食がパンだけに、
パンがある意味主役のように、沢山登場する。
特に人妻がパン生地をこねる所はとてもエロティック。

実際にお城のような屋敷で、
若い男と情事にふけるシーンがあるが、直接的なからみより、エロい位。

女性監督ならではなのか、
人妻が出る度に衣装が変わる。
ナチュラルなのに、人妻のエロさを際立たせる。

パン屋の男は人妻に出逢い、
「10年間眠っていた性欲が目覚めた」
というが、男を奮い立たせる女である。

犬の散歩といって、レインブーツをはいて、トレンチコートを着て出かける人妻。
途中の草原でブーツを脱ぎ、
コートのポケットから、ハイヒールを取りだして、履き、若い男の屋敷に行く。

玄関先で、コートを脱ぐ人妻。
コートの下は黒いブラとショーツのみ。

そんな風に、衣装の演出も素敵。
ユカリーヌ

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