【過去に観た映画】2015.11.2
フランス西部のノルマンディー地方の美しき風景の中、
ちょっと官能的で、
ちょっとユーモラスなお話。
フランス的な感じというのかな、センスあふれる美しい画で、さらさらと流れるストーリ。
でも、最後は予期せぬ展開で、
えっ!? となって、
思わず、えぇ~っと驚いた。
主食がパンだけに、
パンがある意味主役のように、沢山登場する。
特に人妻がパン生地をこねる所はとてもエロティック。
実際にお城のような屋敷で、
若い男と情事にふけるシーンがあるが、直接的なからみより、エロい位。
女性監督ならではなのか、
人妻が出る度に衣装が変わる。
ナチュラルなのに、人妻のエロさを際立たせる。
パン屋の男は人妻に出逢い、
「10年間眠っていた性欲が目覚めた」
というが、男を奮い立たせる女である。
犬の散歩といって、レインブーツをはいて、トレンチコートを着て出かける人妻。
途中の草原でブーツを脱ぎ、
コートのポケットから、ハイヒールを取りだして、履き、若い男の屋敷に行く。
玄関先で、コートを脱ぐ人妻。
コートの下は黒いブラとショーツのみ。
そんな風に、衣装の演出も素敵。