お望月さん

ファイティング・ダディ 怒りの除雪車のお望月さんのレビュー・感想・評価

4.5
ブラックコメディ成分たっぷりの北欧サスペンススリラー。タイトルから期待されるようなコマツとボルボが殴り合ったりする作品ではない。
名誉市民の称号を得るほどの頑固一徹除雪おやじの復讐がギャングとギャングを復讐の渦に巻き込んでいく。
終盤にかけてみられる誘拐したギャングの息子に対する視線やふれあいの暖かさは冷えた作品とのコントラストを感じさせる。その後の「読み聞かせシーン」で笑い殺されるわけですが。
大変高い完成度とテンポ感。これは見逃してたら損ですよ。