シルヴィアン

ファイティング・ダディ 怒りの除雪車のシルヴィアンのレビュー・感想・評価

4.7
何だこのタイトルは!?木曜洋画劇場か!?とテンション爆上げで見始めたのに途中からギャグのエモさと渋い本筋に真剣になって見てしまった。

大体の作品の登場人物って本編だけの世界の人間って感じで生活臭とか全然しないんだけど、今作はサクサク死んでく割に皆しっかり生活だとか人間関係だとかしてて、なんか、なんかね。こんなことがなければ皆それぞれ楽しかったのかな。とか、最後ちょっと悲しくなっちゃったな。

ルネ君に除雪車のカタログを読み聞かせてるシーンとゲレンデではしゃいでるギャングのシーン好き。ルネ君、除雪車乗れて良かったね。パパは終始クソだったけど。ていうかドノヴァンはボスと一緒に母国に帰らせてあげればよかっただろ。
お父さんとボスの除雪車相乗りはなんか言葉に尽くせない悲しさがあって、事の終わりの感慨深さがありました。雪が綺麗。