このレビューはネタバレを含みます
独特のテンポと人が死んでいく時の十字架の演出の緩さ。
ステラン・スカルスガルドみたいなおじいちゃんに殺されるマフィアってどうなのよという可笑しさ、名誉市民がいきなり吹っ切れて殺人までするようになるってちょっと吹っ切れ過ぎじゃなかろうかと。
主人公の身元が分かるまで時間がかかりマフィア同士の勘違いで抗争が始まったりとどんどんことが大きくなっていくおかしさもあるが、なにせテンポが終始悪いのでダラダラとしている。
しかしユーモアしかりキャラクターしかひ、嫌いになれない魅力を確かに持っている作品でもあった。