私が知るエイミー・ワインハウスは奇抜な服装奇抜な格好でゴシップ誌に写っている姿で、音楽は素晴らしかったが、彼女がなりたくて有名になり、なるべくしてドラッグに溺れ亡くなってしまったのだと思っていた。
この映画を見て、エイミーがいかに繊細で脆かったのか、繊細なゆえにたくさんの愛情を求め、地位や名声には全く興味がなかったが、彼女の才能やお金に群がる人達に潰されてしまった。彼女がもっと精神的に強ければまだ生きていただろうが、その代償にはリハブをはじめとする彼女の代表作は生まれてこなかったのだろうと思う。
なかなか上手くいかないが、冒頭のあたりで車の中毛布にくるまるエイミーが、自然な笑顔で可愛くて、大きな才能がなくなって早５年。このような才能を持ってるシンガーが次はいつ出てくるだろう。
生で歌声を聞いてみたかった。
