AMY エイミーの作品情報・感想・評価

AMY エイミー2015年製作の映画)

Amy

上映日:2016年07月16日

製作国:

上映時間:128分

3.8

あらすじ

第88回アカデミー賞®長編ドキュメンタリー賞受賞!! エイミー・ワインハウスの歌詞にこめられた思いとは? 2011年7月23日に急逝したエイミー・ワインハウス。レディー・ガガら名だたるミュージシャンたちに賞賛され、世界中の音楽ファンに愛された彼女の生涯を描いた傑作ドキュメンタリー映画が、突然の死から5年たった今夏公開されます。セカンド・アルバム『Back to Black』が全世界120…

第88回アカデミー賞®長編ドキュメンタリー賞受賞!! エイミー・ワインハウスの歌詞にこめられた思いとは? 2011年7月23日に急逝したエイミー・ワインハウス。レディー・ガガら名だたるミュージシャンたちに賞賛され、世界中の音楽ファンに愛された彼女の生涯を描いた傑作ドキュメンタリー映画が、突然の死から5年たった今夏公開されます。セカンド・アルバム『Back to Black』が全世界1200万枚のセールスを記録、グラミー賞5部門受賞を成し遂げながら27歳という若さで亡くなったエイミーのドラマチックな人生模様を映像化したのは、『アイルトン・セナ~音速の彼方へ』のアシフ・カパディア。貴重なプライベート映像や関係者へのインタヴュー取材をもとに、“孤高の歌姫”エイミーの知られざる素顔を丁寧に描き出します。映画には、ブルーノ・マーズなど数々の人気アーティストの楽曲をプロデュースするマーク・ロンソンや大御所トニー・ベネットらが出演。

「AMY エイミー」に投稿された感想・評価

EBI

EBIの感想・評価

5.0
最近観たい映画がなく音楽ばかり聴いていて、走りながら適当にエイミーワインハウスを選曲したら、あ、AMYを観なければとなった。命日は夏だった記憶はあったけど、2日後の7月23日だったとは。初めて観た時は、とある評論家の影響で、エイミーは音楽があったから27まで生きれた、というポジティブな見方をしたが、今日また観て、何度もリハビリして復活して頑張っていたのに、本当に惜しく悲しいと思う。
もともとAmyの音楽のファン、映画としてというよりは、Amyの伝記、ドキュメンタリーとして楽しめた。
yoyoyo

yoyoyoの感想・評価

3.8
エイミー・ワインハウスの歌うシーンに圧倒される。成熟した歌唱力。結末がわかっていても、誰かがなんとか助けられなかったのかと思わずにはいられない。そのくらい本当に歌が上手い。
みっき

みっきの感想・評価

3.9
エイミー・ワインハウスの印象って「リハブ」の大ヒットとお騒がせセレブのイメージだったんだけど、ドキュメンタリーは伝えたいように編集されるって事を踏まえた上でも「この人はきっと繊細過ぎたんだ」って思わされた。

あと彼女の歌声はやっぱ最高!しばらくはエイミーさんのアルバム聴き直す日々が続きそう。

父親酷くて引いた。
この映画、ただの時系列になっている単純な構成にしていないところが面白い。また、鑑賞後にいろいろ意見を持たせるように仕向けられているので、この人自体は別にそんな知っている人ではなかったが、だからといってファンだけが観て楽しいという作りではない工夫があったのが良かった。
あと、よくこんな映像残っていたなというぐらいショッキングな写真も多い。これが生々しさに一層の拍車をかけた。
この人も「27クラブ」の仲間入りをしてたのか。往年の名ロッカーの人たちのように。。。。。

感想から言うと、夫と知り合わなくてもこの人は遅かれ早かれこういう運命になっていたのではないかなという気がする。
10代での友人の誕生日会から、デビュー前後の弾き語り辺りの名もない女の子の日々が、映画を通して観た後ではいかに貴重な幸せな日々だったのか気づく。ヤベえトラブルメーカー。みたいなパブリックイメージ(自分もそう捉えてた)ではなく、歌があれば名声不要。な普通の人なのに才能が巨大すぎてセレブ化した悲劇。
なすび

なすびの感想・評価

5.0
私がこれまでエイミーワインハウスという人に抱いていた印象が180度変わった。今までゴシップ誌でしか見たことがなかった彼女は「お騒がせ人」「アルコール、ドラッグ狂」の歌手、でしかなかった。歌は上手いけど私生活はボロボロ、自分で自分をコントロールできない世間知らずのセレブなんだと思っていた。

映画を見終わった今、様々な感情が渦巻いている、ただ単に悲しいとかつらいとかじゃなくて色んなものがごちゃ混ぜになった気持ち。その思いで胸が破裂しそうに苦しい。

「2011年7月23日エイミーワインハウス死去、死因はアルコール中毒で一般に致死量とされる程度の量を摂取していた。本人自ら飲んだもので事件性はないという」
世界中の人がこう思っただろう、「やっぱりな、彼女はアル中だった、自業自得だよ」

ちがう、彼女は殺された。周りのすべての人々に、そして全世界の彼女のファンに。(※映画の意見ではありません、私の意見です)(※下記も個人的な感想です、わるく思わないでください)

映画を見ているとエイミーはとても優しくて繊細で裏表なくて純粋な人に思える。その繊細さや純粋な感受性で人々の心に響く歌詞やメロディー、そして自分を表現する歌声を生み出すことができた。しかし繊細すぎた、彼女がその後経験する人生はそんな繊細さではとてもやっていけないものだった、少なくとも1人では絶対無理だった。
素晴らしい才能をもった彼女に人々はハイエナの如く群がった、人々は彼女の才能にたかりお金を儲けたり貪ろうとした。有名になるにつれていつしかエイミーはひとりぼっちになっていた、関わる人間もファンも増えたけど本当に心を許せる人はごくわずかしかいなかった。それは負担の割合と全然釣り合わなかった。
そんな時彼女を愛してくれる男性に出会った。ブレイクは絵に描いたようなクズ男でエイミーにドラッグを教えた。彼女はブレイクへの愛とドラッグのキツさとの間で板挟みになっていた、でも本気で彼を愛していた「ブレイクへの愛のためなら死んでいい」それは言葉の綾なんかじゃなかったと思う。ブレイクもエイミーも屈折した少年時代を過ごして愛に飢えた者同士だった。ブレイクは自傷癖があった「死にたかったわけじゃない、ママに義父と別れて欲しくてやったんだ」エイミーは10代の時両親が離婚して父と離れ離れになってとても寂しかった。父のことを崇拝していた。
エイミーはブレイクと一緒にいる限り幸せにはなれなそうだった、でもブレイクといるのが1番幸せだった。(ブレイクは細身で笑顔がキュートな確かにイケメン…でもインタビューの端々にナルシスティックでアブナイ印象が光る…まさにダメ男バンドマン…)
有名になった代償に彼女は四六時中パパラッチに追いかけられることになる、彼女のひどい姿や惨めな格好をカメラや大衆は好んだ。彼女の歌を聴いてあんなに感動して褒め立てていた人々は同時に彼女を嘲笑っていた。「最近のエイミーを見たかい?何日もエサを食ってない馬みたいだったね」「(一同爆笑)」(人の容姿をまつりあげて笑いを取るなんてなんて最低なんだ、社会的な集団いじめやん…)
彼女は周囲に追い詰められて心も体も病んでいた。とても人前で歌えるような状況ではなかった、しかし人々は彼女を求め続けた、契約している会社はお金のために彼女を前に出し続け、聴衆は彼女に歌うことを強いた。ほとんどいじめだった、私には寄ってたかって1人の人間を潰そうとしているようにしか見えなかった…「死ぬまで搾り取れるだけ搾り取ってやろう」という風に…
結局、完全に逃げ場を失った彼女はひとりで死んでいった。眠っているようにベッドに横たわっていた。ひっそりと息を引き取ったのだ。


本当に本当に見ててムカつくのは、このドキュメンタリーで発言していかにも「私はエイミーを心配していた」風を装っている全員が偽善者であること。「私は〇〇だと思った、でもしなかった」やつら。本当に本気でエイミーのことを考えて1人の人間として大切にしてあげようとした人が全然出てこない、とても悲しくてつらい。「このままじゃ彼女は死ぬと思っていた」と言いながらなぜ何もしてあげなかったの?なぜいつも一緒にいてあげなかったの?エイミーを愛していた人なんて、本当は誰もいないのかもしれない。みんなただ恐れてバカにしてモノにしか見えてなかったのかもしれない。お父さんもエイミーをお金儲けの道具にしてたのが1番見ててつらい。つらい、つらい。

もちろんこの映画も一つの見方でしかないから、当事者しかわからないこともあるし私の考えは一方的で間違いだらけかもしれない。けど、少なくともパパラッチが追いかけて写した彼女の写真とアル中で死んだという記事の2つに比べるとこの映画を見ることでエイミーについて知ることは多かったと思う。

10代の頃ふっくらしていて健康的だったエイミーがどんどん痩せ細っていく姿はキツイ、本当にきつい。それでも彼女を醜いとか言えるはずはない。どんな女の子にも醜いなんて言っちゃダメだ…みんな美しくて綺麗だと思う、見る方の目が汚れてるだけ…
世界ってこんなに冷たいものかもしれないし、自分のこと管理できない人間が悪いのかもしれないけど…うわァァぁぁぁぁぁぁんんんん!!!!!!!!!世界を図太く生きていける人にはわかんないだ!私の気持ちなんか分かってもらえないんダァぁぁぁぁぁぁ!!!!

エイミーの歌を聞くたび元気が出るけどこれからは同時に哀しくなりそう


楽しいことばかりあって悲しいことがないってのはちょっとどうかと思う。
センチメンタルなのもいいじゃない
byフジコ・ヘミング
(↑この言葉めっちゃ好き)
ああし

ああしの感想・評価

3.7
「生き急ぐな、貴重な存在だ。
生き方は人生から学べる。」
物語を知ればその楽曲を愛さずにはいられない。
masae

masaeの感想・評価

3.8
デビュー前の彼女の印象について、字幕では老成と表現されてたけど、まさに成熟という言葉では甘すぎるような貫禄の歌声で、普通の子供らしい十代を過ごしてこなかったことなど容易に想像できて序盤から悲しい。有名になるのはどうでもいいとか、小さなとこで歌うだけでいいとか、歌ったあとに恥ずかしそうに俯く彼女はとても純粋で、そんな彼女が周囲に追い詰められていく姿が見ていて辛かった。
彼女が敬愛するトニーベネットの言葉が、奥深くて心に沁みる。
エイミーワインハウスはやはりかっこよかった。歌のジャンルはジャズやソウルで大人っぽくお洒落れだけれど、私生活はイギリスっぽいパンクな感んじでシド&ナンシーを思い起させるようだった。ボーイフレンドは憎くてすごく嫌な気分になったが、この作品で彼女のことがよく知れてよかった
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