azuki

バリー・シール/アメリカをはめた男のazukiのレビュー・感想・評価

3.7
尺に対する話の展開がちょうど良いペース。映像も綺麗だし編集も洒落てた。
持ち前の才能を評価されてある日突然特別な世界に引き抜かれ大活躍する男が窮地に追い詰められていく様が気持ちのいいテンポで描かれる。
すっかりイーサン・ハントとして見慣れたトム・クルーズなので、こうしたキャラクターで見られるのは何だか新鮮でかっこよくて楽しかった。しかしパイロットが似合う男だ...。ドーナル・グリーソンが非常に良い役をしてたし、サラ・ライトも綺麗だった。極め付けに、脚本のミッドポイントで登場するケイレブ・ランドリー・ジョーンズが最高。嫌な予感しかさせないキャラをすごく鬱陶しく演じていて感動。
ラストショットのズームインも洒落てました。落とし方うまいなぁ。
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