すぎ

アイヒマン・ショー/歴史を写した男たちのすぎのレビュー・感想・評価

4.5
アイヒマン裁判をテレビで放送するために奔走した男たちの物語。

この映画で終始テーマになっているのが誰しもがファシズムになりうるということ。監督のレイがアイヒマンの人間らしさを撮ろうとし、映像で悪の凡庸さを証明しようとしていた。

強制収容所で起きた話を誰も信じてくれなかったというユダヤ人の女性の話は信じ難かった。アイヒマン裁判がテレビで放送されたからこそ現代の私たちが真実を知れているというのもあるのかもしれない。
そういう意味でも是非多くの人に見て知って欲しい。
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