サトウ

奇蹟がくれた数式のサトウのレビュー・感想・評価

奇蹟がくれた数式(2015年製作の映画)
2.8
明日も頑張ろう
勉強頑張ろ
宗教に縛られないようにしよ
って感じですかね。

インド人で学歴がないものの15歳から独自に数学を学び信仰と直感で数式を編み出し続けている数学の天才ラマヌジャンがハーディーとリトルウッドに助けてもらいながらケンブリッジ大学、トリニティ・カレッジにて研究する話。
学歴がないインド人を出迎える目は冷たいしケンブリッジでは誰も仲間に入れてくれなくて孤独だし授業態度が気に食わないと教授に怒鳴られるし食事もめーっちゃ菜食主義だから食べれないしめーっちゃ信仰深い寂しがりやな母親のせいで妻と連絡を絶たされ孤独だし結核になるしでも数学やり切らなきゃだしみたいなちょい悲しい話、というか実話。
でもラマヌジャンは閃いたからと言って公式だけ発表したがる。(絶対に証明しない…というか証明よりも公式ばっかり正しいと言い張る)ハーディは証明の義務があるとラマヌジャンを制すが研究発表をできない現実にめちゃ焦る。ハーディはラマヌジャンの名前で「高度合成数」の発表を行ってくれていた優男。これで「ロンドン数学会」の会報に掲載された。公式ばかり出し証明しないラマヌジャンはハーディの添削を受けながら証明し直し再提出をしてハーディ歓喜。
インドに帰って32歳の若さで結核で亡くなったラマヌジャン。5年間の功績は大きい。
1世紀後、ラマヌジャンの公式はブラックホールの研究に役立っているらしい。凄い…。
サトウ

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