奇蹟がくれた数式の作品情報・感想・評価・動画配信

「奇蹟がくれた数式」に投稿された感想・評価

omochichi

omochichiの感想・評価

3.7
学問って、突き詰めればどんどん深くなっていくし、数学は底がない

きっと、数学を面白く感じられたら人生違うんだろうなぁ。
学問って素晴らしいね

このレビューはネタバレを含みます

事実に基づいた物語。
念願かなってオックスフォードから呼ばれたのに、戦争に巻き込まれ挙句結核になり、インドに帰って一年で亡くなった…。とにかくつらい気持ちになった。イギリスに行かない方が幸せだったんじゃないの?と思ってしまう。
教授と少しずつ心を通わせるところは良かったけど…。
ロビン

ロビンの感想・評価

3.6
事実に基づく映画。
こういう数学の天才を描いた作品を観る度に、文系出身者としては理解できない部分が多々あるのだけれど、きっと数学って本当に分かる人には美しくアートに思えるんだろうなって思った。
そうしたらなんだか彼らの見ている世界を覗きたくなった。
そういう頭の構造になってみたい。。

実話ベースで素敵なエピソードなんだけれど、ちょっと浅くてイマイチ感情移入できなかった。
主人公ラマヌジャンとハーディの絆をもう少し丁寧にやってくれたらもっと感情移入できたのになぁ。。

リトルウッドは、見るからに良い人!
トビー・ジョーンズは、ホント味わい深い。

イギリス人をはじめとするアングロサクソン人の白人至上主義は、たぶん永遠に無くならない。
彼等は、基本的に白人以外の人種を見下している。

母親が嫁の手紙出さずに隠してイヤなババアだと思ったけど、そういう理由があったのね。。

サーカスで象さん使われてるのインド人はどういう気持ちなんだろう。。

【ネタバレ】
  ↓



ラマヌジャンが自分の故郷で亡くなったのがせめてもの救い。。
彼の数式がブラックホールの研究に役立ってるとは本当に凄い!
YYamada

YYamadaの感想・評価

4.0
【アカデミック映画】
 ~映画を通じて功績を学ぶ~

◆人物
🇮🇳シュリニヴァーサ・ラマヌジャン
 (1887年12月22日 - 1920年4月26日)
🇬🇧ゴッドフレイ・ハロルド・ハーディ   (1877年2月7日 - 1947年12月1日)
◆学術分野
 数学
◆映画で描かれる功績
「分割数の漸近式」を証明

〈見処〉
「ラマヌジャンは、あらゆる正の自然数と友達なんだ」

①現代につながる功績は!?
・『奇蹟がくれた数式』(原題:The Man Who Knew Infinity)は、2016年に公開された伝記映画。主演は『スラムドッグ$ミリオネア』のデヴ・パテルが務める。
・ときは第一次大戦の戦火を目前に控える1914年。インド・マドラスに住むシュリニヴァーサ・ラマヌジャン(デヴ・パテル)は、数学分野に天才的な才能を持つ若き事務員であるが、学歴や定理を証明する訓練を受けていなかったがためにインドでは評価されず、上司の薦めにより、宗主国イギリスの大学に対して多数のレポートを郵送していた。
・うち一通が、英国ケンブリッジ大学の数学者ハロルド・ハーディ(ジェレミー・アイアンズ)に届くが、そこには驚くべき定理が記されていた。ハーディはラマヌジャンをイギリスに招聘したが、学歴もなく身分も低い彼をケンブリッジの教授たちは拒絶。孤独と過労が重なり弱りゆくラマヌジャンに対して、ハーディは奇蹟の証明に立ち上がる…
・本作は、アインシュタイン並みの天才と称された「インドの魔術師」ラマヌジャンが英国在学時に「分割数の漸近式」を証明し、英国王立アカデミーのメンバーに認められる偉業が描かれている。
・作中で言及されているように、ラマヌジャンによる定理への着眼点は、神の声が舞い降りたかのように、どのように思い付いたのか見当がつかないものばかり。それらは過去の研究者の成果をもとにした論理的必然性がなく、彼とハーディがいなかったら、現在でも発見されていないものだそうだ。
・ラマヌジャンの学術成果は、ブラックホールの研究や、回線の切断に強いインターネット網の研究など、ラマヌジャン没後100年が経って、今ようやく理解され、役立ち始めているのである。
・時代より100年進んだ研究…ではなく、100年後の現在を構築した奇蹟の原点が本作にて鑑賞出来る。

②時代背景を学ぶ
・インドにおける英国の植民地統治は、19世紀中盤にヒンドゥーとイスラームの対立を利用して進めてきたが、宗教上の障害は本作の時代も色濃く残っている。
・本作序盤にて、ラマヌジャンが若妻を残し、インドに旅立つ苦悩が描かれているが、その背景は、彼の家庭が敬虔なヒンドゥー教徒であり、カースト制度の最上級のバラモン階級にあったため。
・現地を離れ海外渡航するということは、バラモンの戒律を破り、社会的に抹殺されることを意味していたが、周囲の支援と神の特別な許しも得て、ケンブリッジ入りが出来たようだ。
・また、ラマヌジャンが英国で体調を崩していくのは、彼が菜食主義でバラモン以外の者が料理したものを不浄として口にしないという主義を貫いていたためであり、更に第一次大戦の影響で野菜等の入手も困難になったことが要因のようである。

③結び…本作の見処は?
○: もしもこの二人が出会わなかったら…数学に興味の無い人でも、彼らの偉業によって世界が変わったことを理解出来、胸が熱くなる。(数学がわかった気にもなる。)
○:学びの殿堂、英国ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ。建物内部が撮影された初めての作品であり、ニュートンが重力の法則を発見したリンゴの木など、荘厳で興味深いロケーションを堪能出来る。
▲: インド文化や歴史背景に、あと一歩の描写があれば、ラマヌジャンやインドに残る母嫁の苦悩がより鮮明になり、共感が増したような気がする。

※本作はフォロワーのyukiさんにご紹介いただきました。良作ありがとうございました!
・天才と呼ばれたラマヌジャン。独学で数学を学んで世紀の発見をしたってヤバすぎる。
・でもいくら天才だったとしてもその裏には必ず一定の努力があることを教えてくれる。天才でも努力を怠らないのだから平凡な自分もより一層頑張らなくては。
・宗教色強いなぁと思った。
・おかん、手紙送ったってや…
・私も天才に出会ってみたい。
天才を描いた映画は好き
フォロワーさんが見ていたので知った
ありがたや

実話だから脚色は難しいが
1時間位までかなり退屈
もう少しドラマティックに
脚色しても良かったのでは無いかな?

途中から結構面白くなったが、
この天才の凄さがあまり伝わらなかった

見終わってラヌマジャンのwiki見たら
中々面白かった
公式見ても全く分からないが、
後の数学界に与えた影響は
計り知れないようで

ホーキング博士のもそのうち見てみよう
youyou

youyouの感想・評価

3.6
先人たちの偉業が現代の研究にも生かされていると思うと感慨深い。
天才の頭脳はどうなっているのだろう。
Kさち

Kさちの感想・評価

3.5
数学者ラマヌジャンの一生。
才能を持つ人、その才能に惹かれる人、その才能を毛嫌いする人、みんな違った感性を持っているからおもしろい。
まる

まるの感想・評価

3.5
個人的に、「天才」にすごく惹かれる。
自分には無い何か、かけ離れたものを持っている人を魅力に感じる。

この作品は、「数学の天才」を描いた物語。
だけど、その才能はもとより、その時代背景の描写に、文化や宗教、家族愛について色々思わされた。
yuki

yukiの感想・評価

5.0
本作ノーチェックでした💧
レビューしてくれたむらむらさん、本当にありがとうございます🙇‍♀️✨

映画『奇蹟がくれた数式(原題:The Man Who Knew Infinity)』は、対極にいるふたりの数学者
●ラマヌジャン(インド出身、敬虔なヒンドゥー教徒、妻帯者、直観型)と
●ハーディ(イギリス出身、無神論者、独身、推論型)が、
たがいに理解を深め合いながら、共同研究による証明を完成させるまでの交流を描き出した作品。

数学は苦手💧でも大丈夫🙆‍♀️
むしろ苦手意識のある人にこそ観てほしい✨
数学と数学者のすばらしさをしみじみと実感します。
(タクシー数?分割数??🤫🌀の無学・無教養な私でも観れて没入できたのがなによりの証明です😏💦)

主演はスラムドッグ$ミリオネアの主演デウ・パテル(近作なら「ホテル・ムンバイ」でテロリストの風貌からターバンを不安がる老婦人にターバンを身に付ける習慣を誠実に説明し理解と信頼感を得た知的なホテルマン、アルジュンが印象的)。
ハーディはジェレミーアイアンズ!

ふたりは定理をみつける方法も対照的。
でもふたりにとって数学はとても崇高で、だからこそ謙虚にアプローチすることを端的に表現しているシーンがあります。

●ラマヌジャン
・ラマヌジャンが渡英前に妻ジャーナキと浜辺を散歩するシーンにて
一握の砂を手にしながら自然界にある美しい数学の神秘について語るこのシーンは本作内で最も印象に残る。
(このシーンだけ切り出して何度でも再生したいくらい)
幼妻で字も読めないジャーナキには、数学は嫉妬の対象かもしれない、でもその数学への語りを通して魔術師のような夫を知ろうとする愛も感じられて、幾重にも素敵な描写です。
ラマヌジャンは宇宙人とまで言われるほどの天才らしいですが、妻とのepiを観ていると逆に素朴な人間らしい一面が現れて、瞬間的に親近感を覚えました。

・ハーディにどこから着想を得るかと問われて。
「・・・女神です。ナマギーリが教えてくれる。僕が眠る時や祈る時、舌の上に数式を置いていく。
神の御心でなかったら方程式なんてなんの意味もない」
舌の上に置いてくれる、独特のチャーミングさに仰け反りました(笑)
でも、その直後のセリフを厳粛に受け留めてギャップの厚みを感じる。

●ハーディ
・ラマヌジャンへの王立協会フェローシップ付与の審議会にて
「自然界にある神秘にはすでに法則がある。我々はこの事実を発見するに過ぎない」
このシーンでハーディがラマヌジャンを招聘した理由がしみじみ腑に落ちて涙が溢れました。
ふたりは根源的な部分で深く繋がっている。

そしてふたりの功績は世紀を超えて、今も恩恵を与えてくれているとか。
回線切断に強いインターネット網の研究に使われているなんて有り難い極み。

ラマヌジャンとハーディの有名なエピソード。
数学才能虚無の私から見たら、魔術師のラマヌジャンがいかに数字と親密だったかを如実に披露してくれます。

タクシーのナンバープレートが1729で無味乾燥なもののように発言したハーディに。
「そんなことはありません、とても興味深い数字です。それは2通りの2つの立方数の和で表せる最小の数です」

1729 = 12×12×12 + 1×1×1 = 10×10×10 + 9×9×9

即座に切り返された魔法のような返答。
説明されてもあまり理解できない私は天才の脳に宿る宇宙の広さを知る。

リトルウッドの「全ての自然数はラマヌジャンの個人的な友人だ」
ラマヌジャンの友人たちとお近づきになる日は来ないと思うけれど、この世界に共存していることだけはたしかだ。
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