とん

奇蹟がくれた数式のとんのレビュー・感想・評価

奇蹟がくれた数式(2015年製作の映画)
3.6
かなり脚色はあるだろうけど基本的に面白かった
ハーディ博士が公式は生み出すものではなく既にあるのを我々が見つけるだけと言っていたのが印象的
誰かに聞いたが科学者になればなるほど神を信じるようになるらしい
それほどこの宇宙は完璧だそうだ
例えば光に近づけば近づくほど速さが質量に置き換わること、それと宇宙の膨張スピードは光速を超えるそうです
我々は決して宇宙の外には出られないというプログラムがされているかのように。宇宙自体もエントロピー?の観点でいけば誰かがかき混ぜないと惑星は誕生しないはずだそうだ。
人間にしても永遠の命が無いように細胞分裂の回数が決まっていたり、生まれたときから生じ続けるがん細胞は元気なのに年を取るとそれをやっつける細胞が弱るとか、数十年に一度人類を激減させる疫病が必ずどこかで生まれたり。
この宇宙は誰かに作られていて設計されていないと辻褄が合わない。
そしてラマヌジャンは設計者のバグなのでは無いだろうか。
この設計された宇宙の真理の一部が間違ってラマヌジャンの頭に流れ込んだのかもしれない。
だから逆に短命だった。

などと妄想が膨らむばかりだ。
人類を一歩進めたラマヌジャンの功績は後世に語り継がれていく。
とん

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