ラ・ラ・ランドのdadakoのネタバレレビュー・内容・結末

積録消化。
なるほど『カサブランカ』の再会に至るまでなのか、とラストの店に入る所で気づく。出会ったばかりの頃の会話でも言及されてたな。
こうあれかしという幻の過去の回想シーン。そこじゃないだろ、と思う。５年前のあの瞬間にいったん昇華された過去に、妄想や仮想の余地はない。そこではなく、そこから先のいまだ語られてない５年間についての、もっとリアルな仮想過去を見せてくれ。仮想や妄想にだって根拠やリアリティってあるのに。
あと、この監督は音楽には興味あってもダンスには愛も興味もないんだな、と思う。お飾りのようにダンスが入ってるのが残念だった。ダンスなしでミュージカルにすればよかったのに。