このレビューはネタバレを含みます
恋という永遠のテーマ。音楽の表現力という点でそんな印象を受けました。
【○】
秋のカットでautumnでは無くFall(秋・落ちる)と表示したのはウマいなと思いました。
またこのチャプターが一番気に入りました。とてもリアルです。本当のカップルのように、日常のさりげないズレや勘違いが少しずつ広がっていき、そこから大きくなっていく。小さな火種が少しずつ吹きかける息で大きくなって、気づいたときにはそれは"火"から"炎"になっている。ぐっと引き込まれるシーンです。
【×】
ミュージカルシーンへの切り替えに無理矢理っぽさを感じるシーンがいくつか。許容レベルではあります。
【雑感】
何時、誰と、何処で見ても困らない映画です。ただし見終わった後に恋をしたくなります。その為、私は鑑賞後tinderをダウンロードしましたが、プロフィール画像の撮影で自分の醜さに悟りを感じて、結局アンインストールしました。南無三。