シネマコンサートにて鑑賞
俺は映画作曲家の中でジャスティンハーウィッツが5本の指に入るくらい好きだ
恐らくそこまで名作ではなかったはずのバビロンすら彼の音楽があまりにも俺の脳を揺らしたため思わず高得点をつけたくらいだ
そんな彼が指揮を振るうシネマコンサートということもあり、ケチで有名な俺も思わず財布をおっ広げちまった
彼の音楽の素晴らしさについては、もはや説明いらずながら、今回の再鑑賞で本作があまりにも面白いことに気づけた。
公開当時はあまりピンと来るものがなかったが、あれから歳を重ね大人になった俺にはあまりに刺さる内容
これは恋愛映画ではなく、夢追人の話であり、恋愛的なカタルシスを求めると面食らうが、夢の話と捉えると超絶ハッピーエンドなのだ
チャゼルはやはり天才であり、ラストのifの世界における演出の数々はあまりにも想像力が長け過ぎている
ファーストマンは未見なので偉そうなことは言えないが、バビロンまでのチャゼルは夢が最大のテーマであった
次作は次の夢中になれる何かを題材に頑張って欲しい
何様ってツッコミは今に始まった話ではない