コデブ

ラ・ラ・ランドのコデブのネタバレレビュー・内容・結末

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

2017年マイベスト確定!なんて書く気満々だったのだが、まあこういう場合は自分が勝手に設定したハードルをくぐってしまうことが多い。

まず自分好みの作品の場合、応募した試写会が当たるもんだと信じている。けっこうな数を外したから、嫌な予感はしてた。

もちろん、全然ダメだったわけじゃない。何かと絶賛されてるオープニングだが、掴みとしては「いよいよミュージカルが始まった」感があったし、VFXなしの夕暮れ、レミゼと同様に出演者の生声での歌唱シーンなど良かった。

「City of Star」やミアがオーデションで歌った曲は素晴らしかった。ただ、レミゼの民衆の歌やレントの主題歌と比べると、パンチ力ある楽曲が無かった気がする。

ハリウッドで夢追う男女の恋愛を描いているわけだが、サプライズが一転わかれ話になったり、相手の夢を応援したり、見所十分。そして、あのラストは好きだ。「マッドマックス 地獄のデスロード」のラストを思い起こさせる「無言」。痺れた。

いかにもアメリカ人が古き良きハリウッドに想いをはせて、オスカーを取りそうな雰囲気だが、ハリウッドはおろかアメリカにさえ行ったことがない僕が大絶賛できるわけもなく。。東北の田舎町が舞台だったら号泣してたかも知れない。

個人的にはフツーのミュージカル映画の一つに終わった。
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