2017年、8本目の劇場鑑賞。
『セッション』のデイミアン・チャゼル監督作。
女優を目指すミア(エマ・ストーン)と、ジャズピアニストとして自分の店を出したいセブ(ライアン・ゴズリング)の二人による極上のミュージカル!
最高!興奮!すんげー面白かった!
まずオープニングの高速道路のシーンからテンションは最高潮。あのワンカット撮影の為にリハーサルを3ヶ月やったそう。
あんな凄いオープニングでこの作品がつまらない訳ない!
エマとライアンがホントにベストカップル。二人が見つめ合ってキスするシーンが最高にいい。
エマは歌上手いし、ライアンのピアノもめちゃくちゃ上手。かっこいい!
ストーリー自体はいたってシンプルで夢を叶えるのは難しくてだけど諦めるのも楽ではなくて、段々とすれ違ってゆく二人の関係が歯がゆい。
バンドで流行りの音楽を演奏するセブを、切ない表情で見つめるミアが印象的。ジャズピアノ弾いてる彼が好きなんですよね。
お互いの夢を応援し合えたからこそ続いてる関係なのに…。
126分間圧倒されて時間が過ぎるのがあっという間だった。
正に“映画の魔法“に掛かっていた瞬間だった。
映像の色合いもとても綺麗で、懐かしくもあり新しくもありで観ていてウットリしました。
そこまでミュージカルっぽい訳ではないので、苦手な人も大丈夫なハズ。
ラストは胸がキューー~……っとなった。
この監督の作品は映画愛に溢れてる!だからここまで評価されるんだろーな。
歌もダンスも最高!もっかい映画館で観たい。
人生って思い通りにいかなくて、だけどそばに一緒に夢を追いかけられる人がいたら素敵だなーと思いました。