ラ・ラ・ランドのねむみのネタバレレビュー・内容・結末

もう何が良いってライアンゴズリングの随所にちらばったあのエモいはにかみ顔よ。

色々なシーンで良いはにかみが見られたけど、ラストのはにかみからの目線外しは痺れた。

前半は往年のミュージカル作品のオマージュ炸裂だし画の色合いも素敵で「ああ、自分今映画観てるんだ」って気持ちになれるけど、中盤からは以外と現実的な話になってリアルの世界に戻されそうになってからのあのクライマックスだからね。ずるいよ。

それぞれの夢を形にした夢追い人の二人に(とても良い意味で)ご都合主義的な再会が待っていて、出会った頃のあの曲と共に本当に描いてた二人の夢がスクリーンを駆け巡る何とも映画的な畳み掛けで涙ぐんだ。

エマストーンもさすがコメディ役者だけあって表情豊かで見応えばっちりだけど、この作品はライアンゴズリングの為にある。


久しぶりに映画館で映画を観たなという気持ちになった。帰り道は口笛吹いた。