このレビューはネタバレを含みます
久しぶりに観たミュージカル映画。やっぱり最高！映像と音楽の融合ってなんて無敵！
オープニングがまずずるいよね。最初から完全に心鷲掴みにされました。耳心地よいキャッチーな歌とカラフルな映像とワクワクさせるカメラワーク。LA LA LANDのタイトルの出方もレトロな雰囲気がすごくツボ。もう完全にララランドの世界へようこそです。
画がとっても魅力的！ミアがルームシェアしてる友人たちと家の中を歌って踊り回るシーンとか観ててワクワクするカラフルな色使い。友人4人でそれぞれちがう色のドレスを着てパーティにくり出すシーンが大好き！ドレスの裾をパってやるとこ！笑 予告からツボりまくりでした。
ミアとセブのデートシーンも好き！とりあえずミアのファッションがレトロでとっても可愛いんです！
天文台のシーンも好きだなー。あそこの音楽と星空とダンスが絶妙なマッチングなんです！
と好きなシーンあげてたらキリがない笑
キース役の人がどっかでみたことある顔だなーと思ったらジョンレジェンドでした。今度の美女と野獣の主題歌もアリアナグランデと歌ってますあの方です。ハスキーでとってもええ声です。2人には不評だったStart A Fire個人的にはめっちゃ好きです笑
ライアンゴズリングがこれまたかっこいい。ピアノは全部彼が弾いてるってから驚きです。ジャズが最高に似合う。
エマストーンもとってもキュートなんです！やっぱりレッドカーペットを歩いてるときとちがう、映画の中ではちゃんとオーディションに落ちつづけるミアなんです。何ていうかいい意味でオーラを感じさせない。さすがオスカー女優です。
そしてみどころはやっぱりあのラストでしょう！ほんとに怒涛のラストシーン！2人が思い描くこうだったら、ああだったら、っていうもしもの世界。まるでしかけ絵本みたいな世界観。ああ、実はこっちが現実だったんじゃないかと願いたくなりましたが。
最後のミアを見送るセブの表情が切なくて。2人の夢は叶ったけれど、手放しでは喜べないかんじ。こういう終わり方するんだ！と予告からはまるで想像できない展開でしたね。
私はこのシーンセブが夢みた世界だと思ったんですが、ミアの夢だと思った人もいるみたいですね。感じ方は人それぞれなんだなーと。いろんな人の意見があっておもしろそう笑
ところどころに過去のミュージカル作品のオマージュが隠されているらしく、映画初心者の私は全くわからなかったのですがまたいろいろ勉強して改めて観たいと思います！
デイミアンチャゼル監督がまだ32だってのに驚き！こんな作品をどんどんつくっていって欲しいです。セッションも近いうちに観ようかな。
とにかく素晴らしい作品！これはBlu-ray買います笑 何回でも観たい！
