ラ・ラ・ランドのユキのネタバレレビュー・内容・結末

マルホランドドライブかよ！
と思って観た後帰宅して町山さんとかの解説聴いてたら町山さんもマルホランドドライブに言及していて、あーやっぱりそうなのか、と思った。
でもマルホランドドライブより断然見やすくて解りやすいので、そのへんが万人受け狙える所以かもしれない。

曲に期待しましたが、好みのストライクはずしたのでこの評価で。

結構予告がミスリード誘ってると思うんだけど、如何なんでしょう。
切ないものが美しいのか、美しいものに切なさを感じているのか、だんだん混乱してしまう話。
特にゴズリングの衣装がだんだんファンタジーぽいものからシックなものへシフトしていく過程が個人的には胸を締め付けられた。
成るべくしてのあのエンディングだとわたしは思ったけど、影を落とすようなところもあって、一言にミュージカルとはまとめがたい映画だと思う。
シモンズ登場で笑ってしまった、近くに座っていた人は終盤ずっと泣いていた…（わからんでもないけど）
あとロシュフォールの恋人たちだとか、オマージュ多すぎる。映画詳しくないのでほとんどわからない。

素敵で美しくて目が離せない映画なんだけど、自分には気を取られる要素が多すぎる映画だったかも、、、ともあれ、久しぶりにTHE映画という映画を観た気がする。